2005年 07月 26日
611F駅通り殺傷事件:その後――我々はノーリターンポイントを越えたのだろうか?
|
無法警察都市Fで祝う法治国家感謝デーの長い一日:実録 F駅通り殺人事件の続編.タイトルは高察官K氏の助言によりF駅通り殺人事件を改めF駅通り殺傷事件とした.冒頭2パラグラフ18行は個人的記述に過ぎるので割愛した.
(画像ソース:蘇れ!ピクチャーレコード:マリリン・モンローB面)
状況はとてもとても悪くなっている.611F駅通り殺傷事件に関する情報は完全に封止され,あたかも事件そのものが存在しなかったかのような不可解な外観を呈しているが,予測された通り,身近に見聞きする限りでも関西系の浸透は堰を切ったような水勢である.破竹の勢いとはこれを言うのだろう.関西系は一般に地元系より体格に優れているので容易に識別できる.彼らは「リクルート」と称する夜間の家出少女狩りを精力的に展開しているようだ.この街にはすでに彼らを寄生させるだけの体力すら残っていないと思われるのだが,どうなってしまうのだろう?
ダグのGEB※にT4ファージが宿主である大腸菌細胞に自己のDNAを注入し,内部から破壊して宿主を食い尽くした後,破裂した宿主の細胞から大挙噴出してゆく場面を描いた図版がある.まったく同じことがまず関西圏で起こり,ついで全国に広がった.このような暴力の転移と増殖は世界中のあらゆるところに見ることができる.ソ連邦破綻後のロシア経済の広域的組織暴力化はその顕著な一例であり,タリバン政権壊滅後のアフガニスタンなどもややそれに類似する.しかし,911に始まり,イラク戦争を経てマドリード,ロンドン,エジプトに至るどんな列車運行線図よりも正確に遂行された暴力の跳梁はそれらすべてを凌駕して余りある.今や世界を暴力と暴力による支配が覆い尽くしている.※(ダグラス・R・ホフスタッタ著,ゲーデル・エッシャー・バッハ,白楊社,1985)
阿修羅は完全に蛆虫の棲家となってしまった.ステージではそれぞれ慎重居士・大言居士などの役割を割り当てられた大根役者による茶番が繰り広げられているが,噴飯ものとしか言いようのないお粗末なものである.良質な書き手はとうの昔に逃散して,そのうちのわずかはこじんまりと小さいサークルに逼塞しているようだ.最強の書き手であったあっしらはインド洋津波に遭遇して行方不明という流言がまことしやかにささやかれ,ネット伝説として広く定着しつつあった.あっしら自身が紙上に姿を現すことでこの流言は辛くも否定されることになるのだが.
悪い知らせが続く:リバーベンドの弟がイラク秘密警察によって逮捕・拘束された.リバーベンドの家族はアンマンに移住していたのだが,バグダッドの留守宅に泥棒が入ったという知らせを受けて父親と弟が補修のために戻ったところで,待ち受けていたかのように秘密警察によって拉致され,どこかに収監された模様である.リバーベンドには兄弟が2人いてどちらもブログを持っている.拘束理由はブログの内容が反政府的であるということのようだが,弟はどちらかというと内省的なタイプでほとんど該当しない.リバーベンドブログの更新は7月のある時点からほとんど止まっている.このブログは才気あふれる若きアラブ女性の無垢な眼差しを通して米国とその傀儡政権の醜悪な犯罪性と戯画性を容赦なく暴き,イラク版アンネの日記として西欧世界からも幅広い支持と共感を享受してきた.この逮捕劇はイラクでは日常となってしまった何千という事例の一つであるに過ぎないが,このことが今この時点において起こったことの意味するものは大きい.
Theory-Edge※のウラジミールは2ヶ月ほど前に失職した.屈辱的な処遇に甘んじることを恥じて自ら退社したもののようである.ウラドの勤めた会社は米国に無数に存在する投機的証券取引を扱う会社の一つであり,彼はそこに名前ばかりの上級システムエンジニアとして9ヶ月間在籍し,プログラミングとはかけ離れた仕事に従事した.日本と同様米国でもソフトウェア産業はすでにほとんど壊滅状況にある.知的労働市場のインドへの転出をその要因の一つに挙げることができる.それにとって変わるように投機・ポルノ・医薬品/模造品販売などの詐欺まがいのネット産業が勃興した.ウラドが鬱憤をぶちまけて綴ったものを読むと.このような会社に瀰漫したアウトロー的強圧的雰囲気がよく分かる.国内の先物取引商社や消費者金融などの朝礼風景を想像すればおおよその見当は付くだろう.※ウラジミール・Z・ヌリの主宰する離散数学系メーリングリスト
まだまだ悪い知らせがある.7月12日には月刊誌「紙の爆弾」を発行する鹿砦社の松岡社長が逮捕された.最悪である.大量の書類とサーバ,パソコンの半数が当局によって押収されたらしい.民事で係争中の事案に関し,名誉毀損罪を口実として出版社の社長が逮捕・拘留されるという事態は前代未聞であり,有り得ないことである.いよいよここまで来たかという感がある.私はたまたま同社のメルマガを申し込んだばかりであったので,深刻な衝撃を覚えた.鹿砦社は大手パチスロ機器メーカアルゼに関わる暴露本を4冊刊行し,警察高級官僚と同社との癒着を決死で追求している戦闘的出版社である.一切のタブーを排して巨悪に挑む月刊「紙の爆弾」は山岡俊介氏,ベンジャミン・フルフォード氏,安部譲二氏などの不義を憎み公正を愛する強力な執筆陣を擁する.
我々はノーリターンポイントを越えたのだろうか?カリブ海に面する南米ベネズェラの貧しい国民は困難な経済環境の中でも大統領を信任し彼に全権を委ねてきたが,最近機密解除された文書から,2002年4月に起きたクーデータ未遂事件への米国の関与が明らかになった.ブッシュ政権の主要閣僚らは依然として主権国家であるベネズェラに対し干渉的な発言を続けている※.なぜアメリカはベネズェラのような貧しい国にちょっかいを出すのか?その答えが「ベネズェラには石油がある」ということであるとしたらおぞましい限りである.カリブに浮かぶ小国ハイチでも同じようなことが起きていると聞いた.南米で起きている悪いことはことごとくアメリカに端を発している.アメリカはどこまで悪くなるつもりだろう?アメリカはすでにノーリターンポイントを越えてしまったのか?※73人の死者を出した1976年キューバ航空機爆破事件の主犯でCIAスパイのカーライルはベネズェラ政府の送還要求にも関わらず依然米国に匿われている.北朝鮮の核問題に関しては巷に2説がある.一つは米国は2正面作戦を避けて中東に戦力を集中するという説,つまり東アジア軟着陸説.もう一つはイラク戦争を失敗と認めてそこから全面撤退し,対中対決に備えるというもの,つまり東亜ハードランディング説であり,そこでは核使用の可能性すら否定されない.中・露・インドが核となりシルクロード諸国を糾合する上海機構が機能し始めていることをどこまで評価するかという視点の差であると言えるかもしれないが,おそらくそのいずれでもない.差し当たり決定権者はアメリカであり,日本はそれに盲目的に追従する.
前次世界大戦の戦後処理として朝鮮は分断国家になったが,これはドイツのように戦争責任を問われその懲罰として行われた訳ではない.むしろ朝鮮は日本に併合され屈従を強いられた被害者である.歴史的に見れば朝鮮を分断したのはそのときの覇権国の都合に過ぎない.6ヶ国会議にはそれに関わるすべての当事国が参加している.その意味で6ヶ国会議には朝鮮再統一のイニシアティブを取る権能がある.これは決して有り得ない話ではない.すでに時宜は十分過ぎる程に熟している.
しかし韓国自身は今のところ直ちに国家統合に踏み切る用意はないようだ.コスト的に見て疲弊した北朝鮮をこの時点で引き取るのより,経済援助を拡大しある程度まで経済水準が上がるのを待って徐々に移行する方が現実的であると考えている節がある.いずれにしてもあらゆる兆候から推定するに,韓国の国民はいまや自国の運命を自ら決定するという意思を固めたと見てよいだろう.対外的には国家主権の確立であり,国内的には国民主権の確立である.光州事件を思い起こすまでもなく,韓国の民主主権は韓国国民自らの血によって購なわれた.
翻って日本国内はどうか?今国会には人権擁護法と共謀罪の新設という2つの重要法案が上程されている.郵政民営化※を推進しているのは,紛れもなく国を丸ごと外国資本に売り渡そうとしている売国勢力であるが,これら2法案はきっちりとそれに連動するものである.人権擁護法の議案提出者が誰であるのか知りたいものだ.この法案は基本的にユダヤマフィアの全組織を引き継ぎ,マルコポーロを廃刊に追いやったADL(Anti-Defamation League,ユダヤ人の名誉毀損反対同盟)の活動に範を取り,同次元の活動を国内で展開するための仕組みであると知るべきだ.某宗教団体とこれら海外組織との密接な関係はまだ一般にはあまり知られていない.
※今ようやくにして思い当たるのは,ここまでの道筋を平坦なものにするためには時間を遡って2002年10月の石井絋基衆議院議員殺害がまずもって周到に準備され遂行されなくてはならなかったということである.なぜなら既にこの時期石井議員は国会の持つ国勢調査権を駆使して特別会計・年金・郵貯・財政投融資の裏側に潜む闇を調べ尽くしていたからである.石井議員が世田谷区の自宅の玄関先で暴漢の凶刃に倒れる運命のその日※その時刻に,石井氏の所属する政党の党首がどこにいて何をしていたか?またその第一報を聞いた後その人物がどのように行動したかをもう一度想起されるのも一興である.※奇しくもその同じ日に太平洋を隔てたミネソタ州エベレス近郊で選挙区に向かうポール・ウェルストン上院議員とその家族の乗る飛行機が墜落した.ウェルストン氏はブッシュにイラク戦争開始の白紙委任状を与える議案の採決で反対票を投じた数少ない上院議員の一人である.
共謀罪法案の成立それ自体は,日本がもはや法治国家ではなくなることを内外に宣明する以外の何ものをも意味しない.共謀罪は仮に成立したとしてもおそらく実際に適用されることのない,伝家の宝刀のようなものになるだろう.もしこれが現実に適用されるようなことがあるとすれば,かつての大逆事件に匹敵するような深刻な謀略事件のようなものが捏造される場合に限られるに違いない.しかし,そのときはすでに日本は完全な破局へ向かっているのであるから,それを止めることは誰にもできないだろう.(このような謀略事件がつねに指標としての意味を有することは自明である.それは出口のない一方通行路への進入標識のようなものである.)
米国陸軍軍司令部の一つが日本に上陸するという楽しい話も聞いた.そうなった暁には日本はもはやアメリカの第52番目の州ですらない.残念ながら神国日本は今や「帝国」の派遣する提督が支配する辺境の「属州」である.(もしかすると古事にならって空挺部隊で高天原に降りるのだろうか?)共謀罪の成立は我々日本国民を法無き国の民とするものであるが,米陸軍司令部の本土上陸は我々を国あって国無き国の民とするものである.苦い薬を飲むときにはオブラートに包み目をつむって飲み下すがよい.オブラートに包まれていても腹に入ってからの効果は同じであるがゆえ.
初出: http://www.asyura2.com/0505/idletalk14/msg/156.html
投稿者 馬場英治 日時 2005 年 7 月 26 日 05:13:53: dcAX/x0KhXeNE
←脱米自立まで,ワンクリック!
by exod-US
| 2005-07-26 05:16
| 政治テロルと全体主義
















