2005年 09月 12日
ニートな国会議員の今日の3種混合ポイズン入りの優雅な昼食とその解毒のための処方箋
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RE:劇場型選挙に加えて報道管制という劇薬なしに勝てなくなった劇薬中毒の自民党の弱さ
愛国心を主張するものほど売国奴さん:
自民党は劇場型と報道管制という2つの劇薬なしには勝てなかったという視点はとても重要であると思います.「劇薬を使って勝った」というのは単なる事実の叙述ですが,「劇薬を使わなければ勝てなかった」というのは分析です.愛国心を主張するものほど売国奴さんが言われる通り,「理由は簡単で,政策論争を深めれば自民党の政策により日本国民の大多数である一般庶民が害を受けることが明らかになってしまうから」ですよね.だったら,劇薬を無効化する処方箋も簡単です.「政策論争を深めればよい」のです.問題は,野党側に政策論争を仕掛ける意欲があるのかどうかです.
今エクソダス2005《脱米救国》国民運動サイト には27個のリンクが貼ってありますが,この中で民社・社民関連のサイトはわずかに桜井充参議院議員の委員会質問のページしかありません.私はかなり探してみたのですが,これら党派の周辺サイトでは一編の論文も見つけることができませんでした.これは実に驚くべき怠慢・退廃というしかありません.
参照: 【エクソダス2005《脱米救国》国民運動サイトを構築して分かったこと】
衆議院定数480のうち自民は296議席を獲得して単独で過半数の241を越え,公明の31と併せて,327議席を獲得し,衆議院のすべての常任委員会で委員長を出したうえで過半数の委員を確保できる,いわゆる絶対安定多数の269を突破して,ついに議席の2/3超の多数を占めることになりました.改憲を発議するためにはなお衆参両院でそれぞれ2/3を越える必要があるため,ストレートに改憲ということにはなりませんが,大きな防壁が崩れたことは間違いありません.
参議院不用論というのもしばしば口の端に登りますが,参議院で否決されても衆議院で再議して2/3の多数決を得れば成立してしまいますから,もはや政府・与党の提出する法案はすべて無修正で通ってしまうことになるのでしょうか?だったら,もちろん国会などは無用の長物,野党議員はただの穀潰し(ごくつぶし)またはニートに他ならないことになります.本当にそうなのでしょうか?まさかこの問いに「YES」と答える国会議員はいないとは思いますが,心配になってきました.
郵政法案で最重要なポイントは郵貯・簡保資金を外国金融資本の手に渡さないということに尽きます.そのためにはなんらかの有効な法制的歯止めを設けることが絶対に必要ですが,テクニカルな問題としてはなんら難しいものではありません.これは西尾幹二氏の言う『金融主権』に関わるものであり,この一点に国家の存亡が掛かっていると言っても過言ではありません.もし,今度の特別国会でこの法案修正さえできないとしたら,国会は既に翼賛議会に化したものと認めざるを得ません.そうなれば後はいさぎよく「日本をあきらめて」国外脱出するしかないでしょうね.
参照: 『投票日の朝に』(西尾幹二,2005/9/11)
愛国心を主張するものほど売国奴さんは彼らが「更に別の劇薬」を使う可能性を示唆されています.第1の劇薬は気晴らしとしては結構楽しませてもらいましたが,第2の劇薬は相当なフラストレーションの種になっています.第3の劇薬とはおそらくこのフラストレーションを外部に向かって発散させるべく国民に与えられる「恐怖(テロル)」を意味するのでしょう.しかし,彼らが劇薬を使わざるを得ないのは,彼らの強みではなく「弱み」であるという省察を疑うべき理由があるでしょうか?国会議員には何万という無辜の民から託された神聖なる責務があることを片時も忘れるべきではありません.
今次特別国会で郵政改革法案を抜本修正し,外資規制条項を盛り込もう!
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/322.html
投稿者 馬場英治 日時 2005 年 9 月 12 日 15:49:53: dcAX/x0KhXeNE
(回答先: 劇場型選挙に加えて報道管制という劇薬なしに勝てなくなった劇薬中毒の自民党の弱さ 投稿者 愛国心を主張する者ほど売国奴 日時 2005 年 9 月 12 日 11:22:17)
←脱米自立まで,ワンクリック!
愛国心を主張するものほど売国奴さん:
自民党は劇場型と報道管制という2つの劇薬なしには勝てなかったという視点はとても重要であると思います.「劇薬を使って勝った」というのは単なる事実の叙述ですが,「劇薬を使わなければ勝てなかった」というのは分析です.愛国心を主張するものほど売国奴さんが言われる通り,「理由は簡単で,政策論争を深めれば自民党の政策により日本国民の大多数である一般庶民が害を受けることが明らかになってしまうから」ですよね.だったら,劇薬を無効化する処方箋も簡単です.「政策論争を深めればよい」のです.問題は,野党側に政策論争を仕掛ける意欲があるのかどうかです.
今エクソダス2005《脱米救国》国民運動サイト には27個のリンクが貼ってありますが,この中で民社・社民関連のサイトはわずかに桜井充参議院議員の委員会質問のページしかありません.私はかなり探してみたのですが,これら党派の周辺サイトでは一編の論文も見つけることができませんでした.これは実に驚くべき怠慢・退廃というしかありません.
参照: 【エクソダス2005《脱米救国》国民運動サイトを構築して分かったこと】
衆議院定数480のうち自民は296議席を獲得して単独で過半数の241を越え,公明の31と併せて,327議席を獲得し,衆議院のすべての常任委員会で委員長を出したうえで過半数の委員を確保できる,いわゆる絶対安定多数の269を突破して,ついに議席の2/3超の多数を占めることになりました.改憲を発議するためにはなお衆参両院でそれぞれ2/3を越える必要があるため,ストレートに改憲ということにはなりませんが,大きな防壁が崩れたことは間違いありません.
参議院不用論というのもしばしば口の端に登りますが,参議院で否決されても衆議院で再議して2/3の多数決を得れば成立してしまいますから,もはや政府・与党の提出する法案はすべて無修正で通ってしまうことになるのでしょうか?だったら,もちろん国会などは無用の長物,野党議員はただの穀潰し(ごくつぶし)またはニートに他ならないことになります.本当にそうなのでしょうか?まさかこの問いに「YES」と答える国会議員はいないとは思いますが,心配になってきました.
郵政法案で最重要なポイントは郵貯・簡保資金を外国金融資本の手に渡さないということに尽きます.そのためにはなんらかの有効な法制的歯止めを設けることが絶対に必要ですが,テクニカルな問題としてはなんら難しいものではありません.これは西尾幹二氏の言う『金融主権』に関わるものであり,この一点に国家の存亡が掛かっていると言っても過言ではありません.もし,今度の特別国会でこの法案修正さえできないとしたら,国会は既に翼賛議会に化したものと認めざるを得ません.そうなれば後はいさぎよく「日本をあきらめて」国外脱出するしかないでしょうね.
参照: 『投票日の朝に』(西尾幹二,2005/9/11)
愛国心を主張するものほど売国奴さんは彼らが「更に別の劇薬」を使う可能性を示唆されています.第1の劇薬は気晴らしとしては結構楽しませてもらいましたが,第2の劇薬は相当なフラストレーションの種になっています.第3の劇薬とはおそらくこのフラストレーションを外部に向かって発散させるべく国民に与えられる「恐怖(テロル)」を意味するのでしょう.しかし,彼らが劇薬を使わざるを得ないのは,彼らの強みではなく「弱み」であるという省察を疑うべき理由があるでしょうか?国会議員には何万という無辜の民から託された神聖なる責務があることを片時も忘れるべきではありません.
今次特別国会で郵政改革法案を抜本修正し,外資規制条項を盛り込もう!
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/322.html
投稿者 馬場英治 日時 2005 年 9 月 12 日 15:49:53: dcAX/x0KhXeNE
(回答先: 劇場型選挙に加えて報道管制という劇薬なしに勝てなくなった劇薬中毒の自民党の弱さ 投稿者 愛国心を主張する者ほど売国奴 日時 2005 年 9 月 12 日 11:22:17)
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by exod-US
| 2005-09-12 16:09
| エクソダス2005始動宣言