共謀罪:法務委員会質疑,田村委員(自民)「行政機関が組織犯罪集団になることは有り得るか?」
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【このビデオは必視聴】→衆議院TV平成17年10月26日法務委委員会4時間05分 .
画面左サイドバーのカレンダーから10月26日をクリック→画面から法務委員会を選択.
説明・質疑者等のリストがある.時間があれば,
をクリックして全編を視聴する.時間がない場合はリストから午後の部の参考人発言を聞くとよい.

← STOP THE KOIZUMI 発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 所要時間
塩崎恭久(法務委員長) 01分
長沼範良(参考人 上智大学大学院法学研究科法曹養成専攻教授) 21分
山下幸夫(参考人 日本弁護士連合会国際刑事立法対策委員会事務局長) 16分
三原朝彦(自由民主党) 14分
高山智司(民主党・無所属クラブ) 15分
伊藤渉(公明党) 16分
保坂展人(社会民主党・市民連合) 16分
塩崎恭久(法務委員長) 01分
川端博(参考人 明治大学法科大学院・法学部教授) 21分
足立昌勝(参考人 関東学院大学法学部教授) 19分
安冨潔(参考人 慶應義塾大学大学院法務研究科兼法学部教授 弁護士) 17分
海渡雄一(参考人 日本弁護士連合会国際刑事立法対策委員会副委員長) 21分
田村憲久(自由民主党) 14時 19分 14分
平岡秀夫(民主党・無所属クラブ) 16分
漆原良夫(公明党) 16分
保坂展人(社会民主党・市民連合) 16分
午前の部で参考人発言している山下幸夫弁護士のブログ .
保坂展人委員(社民)のブログ:委員会審議のレポート,24日(25日質問の準備),25日.
午後の部,参考人のうち,法案賛成者:川端博,安冨潔,反対者:足立昌勝,海渡雄一.
足立昌勝参考人の警世の叫びに心打たれた.海渡雄一参考人の弁論は説得力がある.
田村委員(自民)の質問は聞き逃せない.
「犯罪要件の犯罪を目的とする団体に行政機関がなり得るということは有り得るか?」
与・野党を通じ,質問に立った委員からの(無条件)賛成意見は皆無だった.
『共謀罪』が国内問題ではなく,『国際陰謀』であることがいよいよはっきりしてきた.
共謀罪法案の衆院法務委員会審議は着々と日程をこなしている.明日(10月28日),もう一度法務委員会がある.委員長の指揮如何では,この日に強行採決が出る可能性はある!
日本を(法治国家として)守れるかどうかの瀬戸際だ.
10月28日(金)午前10:30の衆議院TVをワッチ!
【追記,2005-10-27】 コメントにあるように,J憲法&少年Aさんから誤記(足立参考人と安富参考人の取り違え)のご指摘を受けた.関係各位には深く陳謝したい.この誤りは,J憲法さんのコメントを読む前に,toxandoria氏のブログを読んでいるうち気付いたので,このページと阿修羅への転載の両方で訂正した.J憲法&少年Aには,26日法務委員会午前の部についての分析が載っている.この部分はこのページではまったく触れられていないので併読をお勧めする.下記はJ憲法ブログに付けたコメントの転記である.
誤記のご指摘ありがとうございました.
コメントを付けておりますので,ご一読頂ければ幸いです.
サイバー犯罪条約に関する法令整備では,山下弁護士の提起される「法体系の包括的整備」が必要であると思います.つまり,現況では「情報を差し押さえる」ということの意味がまだ,全体として理解されていないように思われます.
令状に蓄積媒体の物理位置(場所)が特定されず,現場警察官の恣意的捜査に任されるとしたら,およそネット上で繋がっているすべてのPCは捜査対象になってしまいます.これは結局外部世界に実在する情報が,あたかも押収対象のPCの内部にあるような構図になっているため起こります.
つまり,PC内部を家宅捜査すると必然外部世界を家宅捜査するのと同等のことが行われてしまうということによります.PCないしネット上の情報はむしろ「大脳の延長」と考える必要があります(大脳を代替する外部記憶).従って,技術的にもPC内部の情報を取り出す捜査は,(刑事訴訟法的には)被疑者を勾留して尋問する過程に限りなく近いものになります.
この辺りが,法案立案者を含めよく理解されていないのではないかという気がします.
この3種混合毒薬をオブラートで一包にまとめて飲まされたら,
我々はまさしく死にます.
下記リンクには足立昌勝教授(関東学院大学)が7月1日,「共謀罪新設法案の廃案を求める市民の集い」で行った講演のFlash音声(ダイジェスト4本)があるので,視聴をお勧めする.講演 「共謀罪の危険な法律的構造」
【追記2】 ≪toxandriaの日記≫ 『三たび断念された「共謀罪」の深層にあるものは何か』へのコメント(前振り): 共謀罪法案は国内問題ではなく,外圧による「国際陰謀」である.かつての治安維持法は「国家権力」が「主義者」を弾圧するために「結社ノ目的遂行ノ為ニスル行為」つまり,「目的遂行罪」と呼ばれる「共謀罪の一種」を導入し,かつその適用範囲を無制限に拡張することによって国民を戦争に総動員することに使われた権力の凶暴なツールである.今回の「共謀罪」の適用される罪名は619種ないしそれ以上あると言われている.この共謀罪はこの意味で治安維持法の600倍の強度を持ち,「世界権力(当面はアメリカ帝国)」が「帝国逃亡奴隷」を弾圧・処罰するための法令と考えるのが相当である.以下引用:
『現状をファシズム前夜と見る貴ブログの把握には全面的に同意しますが,共謀罪法案は外圧によって持ち込まれたものであるという一面があり,かつそれは一面というより最大の契機になっていることを無視すべきでないと思います.つまり上掲の『国会の法律制定権力に働きかけるパワー』には,6番目の類型として「外圧」を追加する必要があります.私はこのことを『共謀罪という国際陰謀』と表現していますが,小泉政権はこの「外圧」の使い走りないしツールとして機能しています.(この構図は郵政改革法案とまったく同相です.)もし,この「外圧」がなければこの法案が不要なこと,つまり国内には「立法事実」は存在しないことは政府側参考人の証言からも明らかです.私もまだ研究不足でまとまったものは書いていませんが(そこここでは指摘している),26日の法務委員会における海渡参考人(日弁連)の弁論などを聞くとこのことが事実であることが了解されると思います.
【追記3,2005-10-27】 当ブログの『【回覧】 総選挙大敗北後初めての復活戦勝利――ついに『共謀罪』の継続審議が確定!』に≪三輪のレッドアラート≫――マッチョな右翼野郎が小泉政権の嘘を暴くブログの三輪の何某さんが付けたコメントへのレス.以下引用.
三輪の何某さん,リンクありがとうございます.
レスが遅れたことをお詫び申し上げます.共謀罪関連で悪戦苦闘してました.夢うつつで書き込みしてましたので,大ボケをやらかして赤恥をさらしてしまいました.共謀罪と郵政改革というのは完全に同質の(外圧によって国益が損壊するという)問題です.日弁連はこのことを指摘しているし,条約批准に反対する勢力も決して小さくはありませんが,あまり表面化していません.参照リンク:http://www.hanchian.org/kyoubou/kokusaiseimei.html
民族系のサイトはあまり読んでないので,PRIDE OF JAPANなどにしても確定的な評価はできません.ただ,私自身はあまり「今日」のこと(政策)に密着し過ぎた論争には巻き込まれたくないので,模様眺めという感じのところです.反米から核保有という方向が一つの選択肢として有り得るという認識はありますが,私自身は筋金入りの「反戦主義者」なので安易に同調できない面があります.やはり,「反米」と「脱米」は厳密に分離する必要があるのではないかという気がしています.
私は共謀罪では21日に暫定的な勝利宣言を出した後少し気が緩んでやや離れていたのですが,法務委員会の方はその間もガンガン日程をこなしていました.私の気が緩んだのは多分,保坂展人代議士に出したメールの返信が届かなかったこともあるような気がします.(ブログ上で謝意を表明されています.) しかし,法務委員会の録画(10月26日)を見て,それどころじゃなかったんだということがよく分かりました.あの映像をご覧になれば分かりますが,委員長始めみんな何かに取り憑かれたように緊張して青ざめた顔をしています.保坂氏などほとんど骸骨に見えます(失礼).最近の国会をほとんど知りませんが,誰かが「小泉チルドレンがキャーキャー騒ぐ小学校」って言ってたくらいで,よほど緊張感のない弛緩した雰囲気になっているのではないかと想像しますが,こと衆院法務委員会に限っては全員顔が青ざめるほどの緊張感があります.参院では委員会は定例の週2回しか開かれませんが,衆院では連日ということもあるようで,その準備だけでも大変です.それに比べたら私が返信をもらえなかったなどというのはほんとにくだらない矮小な自己満足でしかありません.自民党の中にも公明党にもまだまだまっとうな人間は残っています.今できる限りのことをやらなければ,機会は永遠に失われてしまいます. 希望はまだ死んでいません.
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