待ったなしの国難を救う「お釈迦さまの蜘蛛の糸」作戦
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■長時間・無人・連続注水しかない.そこで,名付けて「お釈迦さまの蜘蛛の糸」作戦:
「水で冷却する」というのがほとんど唯一の手段となっているが,すでに放射線濃度が高くなり過ぎて有人で必要量の放水(100~1000トン)を効果的に行うことが困難になっている.プールが漏水している可能性もあり,長時間(24時間/1週間/1月・・・)無人で連続注水する必要がある.放水車を無人化するということも考えられるが,改造に時間がかかりそうだ.一番簡単なのはホースを上から突っ込んで消防ポンプで海水を汲み上げて注水することだが,どうやってホースを上から垂らすか?というのが課題だ.「ヘリで吊ればよい」というアイディアがUstreamのギャラリーから出ていたが,すぐ「ヘリはホバリングできない」の一言で没になってしまった.

ここまでやるなら,むしろ高層ビル用のはしご車を無人化した方が早いような気もする.これならリモコンでホースの向きを変えたりなどのこともできるのではないだろうか?いや,それよりもっと早い手として超ロングのレッカーを(後ろに重りを積んで)目一杯水平に倒して使うという手がある.法令で許される傾斜角というのがあるが,総理大臣から超法規的な指示を出せばよい.
ともかく,方法はいくらでもある.現場の方々は最後まであきらめず,unusualな方法を含めあらゆる可能性を試みて頂きたい.一億三千万の生命は皆さまの双肩にかかっている.(わたしは今仙人になる修行をしているので,やれと言われれば雨を降らすくらいできなくもないが・・・)
だが,いずれにしてもまず最初にやるべきことは目視で現場をまず確認することではないだろうか?米軍のグローバルホーク(無人機)なども出ているようだが内部に入れないので決定的な情報を得られていない.何か作業させるなどということを考えると急に難しくなってしまうが,ビデオカメラを付けたロボットを建屋内に入れるくらいのことは(既成のロボットでも)できるのではないだろうか?カメラで現場の一部だけでも「目視」することができれば,状況をかなりのところまで推測できるようになるだろう.上から見るのならラジコンということも考えられる・・・
誰か持ってませんか~?
この5日間で2食しか食べていない(食べられなかったというより,食べることを忘れていた).と言っても後の1食はどんぶり飯で足りなくて+うどんになったし,途中でもパンとお菓子少々は食べている.(ここには古参米があと60kgあるのでご安心を).気がかりなのはこの寒さだ.非力なわたしには何もできないけれど(涙),自治体で救援物資の収集を始めたら,カイロ1箱は供出できる(もらい物だけど手付かず).わたしはこの冬(無暖房)を湯たんぽともこもこ靴下で乗り切った.もし被災地に何か送られるようなことがあれば,ぜひ(わたしに代わって)厚めの靴下(雪山用/もこもこ靴下)を品目に加えて頂きたい.絶対にお勧めである.