2006年 08月 01日
拾得され警察に届けられていた貯金通帳とくの一たちの誕生パーティ,お湯が出るようになった話など(続き) |
飲み屋さんに限らず風俗に勤める女の子たちは本名を名乗らず,互いに源氏名で呼び合っている.私の隣室のくの一たちも壁越しに洩れ聞こえる会話から源氏名を使っていることが分かった.なぜ芸名を源氏名と呼ぶようになったのかその由来は知らないが,隣室のくの一たちの場合はどうもそのものずばり「源氏物語」に出てくる女性たちの名前をグループで名乗りあっているように思われる(まだ確定していない).聞き取れたのは「葵」と「真木」ともう一つあったが,最後のは失念して今想い出せない.この名前が決まれば確定なのだが…→前編へ
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私は少なくとも谷崎と与謝野晶子の源氏は全巻読んでいるはずだが今となっては心許ない.葵上は光源氏の年上の正妻,真木柱は父母の離婚を悲しんで住み慣れた父の家の柱に歌を書き残す美少女である.くの一たちは4人いるはずなので名前を聞いていない子がもう一人いるのだが,対話する相手がいなければ名前などは出てこないし,私もいつも聞き耳を立てているというわけではないから,全員の名前を知るまでにはまだ大分かかるだろう.

真木柱:画像ソース→JAANUS
くの一たちのローテーションはよく分からないが,2,3日前に全員集合して「葵の上」の誕生パーティを盛大に挙行したようだ.文字通り大いに盛り上がったようで,明け方まで騒いでいた.前にも書いたが実によく笑う子たちである.釣られて私もいささか楽しい気分になってくる.ともかく一フレーズごとに笑い転げているのだが,よくそんなに「おもしろいこと」をキリもなく思い付けるものだと感心してしまう.少なくとも彼女らは(仕事仲間であるのだから)自分たちの仕事を結構楽しんでいるようだし,この世を厭世的に見ていないことも確かである.
私は彼女らをくの一(公安調査庁エージェント)と断じているのだが,一部にはそんなことはないだろう(女子を使うはずがない)と説く向きもある.私がそう断定している根拠は今のところ伏せているが,状況証拠として最近こんなことを耳にした.彼女らが日ごろから「かつら」を常用しているというのである.一番年長と思しき女性の声で,「みんなの全部試してみたんだけど,どのヅラ被っても全然変わらないんだよね,わたしー.愕然としちゃった!」ときた.一般にかつらを被るとそれだけで人相は一変するものだが,よほど個性の強い方なのだろう.
「お湯が出るようになった」というのは,つまり「止まっていたガスが復活した」ということである.向こうにいたころはガス代を滞納することがあったので,ガスの供給を停止されることがしばしば?あったが,こちらに来てからは一度もそれがないにも関わらず何度もお湯が出なくなることが起きている.炊事は全部電気なので生活に支障はないが,お湯が出ないというのは非常に不都合だ.マイクロメータのところの赤いボタンを押すと復旧できるという説明も聞いたが,何度やってもリカバーできないので止まるたびにプロパンガス屋に電話して復旧してもらっている.不思議なことに今回は放っておいたのに何時の間にか復旧していた.
寒いときはさすがにお湯が出ないと一日も過ごせないが,今はもう十分暑いので今回はこのままお湯を使わずに過ごしてやろうかと半ば決意を固めていたところである.最近はほとんど外出していないのでヒゲを剃る必要もないし,風呂も水シャワーで何とか代用できる.とは言え,黙っていてもお湯が出てくれるというのはさすがにうれしい.だけど,なぜ何もしないのにお湯が出るようになったのか?そのことを少し考えてみる必要がある.もし器具が古くなっているために故障しているのなら器具をリプレースしなくてはならないが,これまでのところガス屋からそのようなアドバイスは受けていない.
悪意をもった「いたずら」ということは考えられるし,今回は自動的に復旧しているところからも誰かが「作為的に止めて」それを「自発的に復旧させた」と考えるのがどうみても一番素直なシナリオだ.となると「犯人は誰か?」という話になる.ここではあまり深く追求せずこれに関係しそうないくつかの事実だけを(後のための記録として)列挙しておくことにしよう.

画像ソース→http://usa.hudsonreed.com/
■FACT1:私の部屋は2階にあるが,湯沸かし器は1階の外壁に取り付けられている.道路から通路を通って真正面に階下の住人の部屋のドア.その左手の壁にガス栓と湯沸かし器.
■FACT2:私が浴室や流しでお湯を使っていると階下の住人が「ドンドン」と激しく壁を叩く音が聞こえることがある.つまり,「うるせー,止めろ!」というメッセージである.
■FACT3:入居当初は寒かったこともあり,月額1万円を越すくらいガスを使っていたが,FACT2もあり,最近は必要最小限しか使っていない.夜間の入浴はほとんど抑制している.
■FACT4:ガスが止まった前夜には夜間入浴してかなりの時間お湯を出した.
■FACT5:ガスが止まった日の翌朝未明のおよそ4:30頃,タバコを買いに出ようとしたところ門前に車が止まり誰かが降りてきて「お休み!」などの声が聞こえた(朝帰りだ).下に降りて見ると階下の住人(予想外に若い)がドアを開けて入るところだったので,初対面の挨拶をした.彼は早速「歩く音がうるさいんだけど」などのクレームを告げた.「スリッパ履いてるんでしょ」と言うので,「ええ,まぁ,履いてますけど(何か?)」とだけ返しておいた.
■FACT6:見ると隣のアパートの前のゴミの集積所に常置してある空き缶用の大型の容器が倒れて路上に空き缶が散乱していたので,容器を建て直し缶を拾い集めて辺りを片付けた.空き缶は車に轢かれてペッシャンコになったりしたのがかなり遠くまで散らばっていた.
空き缶用の容器が倒されたのは夜中の12時頃と思われる.路上で何か大声で騒ぐ声がした後,ドカーンという物を壊すような大きな音がした.私は窓から顔を出してしばらく様子を見守ったが納まったようなので,机に戻った.明け方まで起きているのは普通だが,明け方に外出するというのは滅多にない.(タバコが切れているとき,5時に自販機が使えるようになるのを待って出ることはあるが,この日は食品の補充を兼ねて駅前のコンビニまで行った).
これらのFACTがどのような相関にあるのか,ないのかは今のところまったく分からない.空き缶用の容器が倒されたときに大声でわめき散らす声を聞いているのは確かなので,車の事故などでないことははっきりしている.気になるのは今日昼間150メートルほど離れた自販機まで冷たい飲物を買いに出たとき気付いたのだが,路上に点々と血痕が残っていたことである.かなり大きめ(直径5センチほど)の血痕が数メートル置きに何箇所か残っていた.隣室のお嬢さんたちに聞けば何か情報を得られるかもしれないが,まだ一度も話をしたことはない…
このエントリは楽しい話だけでまとめるつもりだったのだが,変な方向にずれてしまった.まぁ私はあまりナーバスにはなっていないので,お気遣いなきよう.(私以前にこの血痕を目撃した人は沢山いると思われるので,あえて私からはこの件で特に通報は行わない.事件性があるのかないのかは分からないが―無いということも考えられないが,目撃した事実をここに記載するだけで一市民としての私のミニマムな義務を果たしたことにしておこう.)
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くの一たちのローテーションはよく分からないが,2,3日前に全員集合して「葵の上」の誕生パーティを盛大に挙行したようだ.文字通り大いに盛り上がったようで,明け方まで騒いでいた.前にも書いたが実によく笑う子たちである.釣られて私もいささか楽しい気分になってくる.ともかく一フレーズごとに笑い転げているのだが,よくそんなに「おもしろいこと」をキリもなく思い付けるものだと感心してしまう.少なくとも彼女らは(仕事仲間であるのだから)自分たちの仕事を結構楽しんでいるようだし,この世を厭世的に見ていないことも確かである.
私は彼女らをくの一(公安調査庁エージェント)と断じているのだが,一部にはそんなことはないだろう(女子を使うはずがない)と説く向きもある.私がそう断定している根拠は今のところ伏せているが,状況証拠として最近こんなことを耳にした.彼女らが日ごろから「かつら」を常用しているというのである.一番年長と思しき女性の声で,「みんなの全部試してみたんだけど,どのヅラ被っても全然変わらないんだよね,わたしー.愕然としちゃった!」ときた.一般にかつらを被るとそれだけで人相は一変するものだが,よほど個性の強い方なのだろう.
「お湯が出るようになった」というのは,つまり「止まっていたガスが復活した」ということである.向こうにいたころはガス代を滞納することがあったので,ガスの供給を停止されることがしばしば?あったが,こちらに来てからは一度もそれがないにも関わらず何度もお湯が出なくなることが起きている.炊事は全部電気なので生活に支障はないが,お湯が出ないというのは非常に不都合だ.マイクロメータのところの赤いボタンを押すと復旧できるという説明も聞いたが,何度やってもリカバーできないので止まるたびにプロパンガス屋に電話して復旧してもらっている.不思議なことに今回は放っておいたのに何時の間にか復旧していた.
寒いときはさすがにお湯が出ないと一日も過ごせないが,今はもう十分暑いので今回はこのままお湯を使わずに過ごしてやろうかと半ば決意を固めていたところである.最近はほとんど外出していないのでヒゲを剃る必要もないし,風呂も水シャワーで何とか代用できる.とは言え,黙っていてもお湯が出てくれるというのはさすがにうれしい.だけど,なぜ何もしないのにお湯が出るようになったのか?そのことを少し考えてみる必要がある.もし器具が古くなっているために故障しているのなら器具をリプレースしなくてはならないが,これまでのところガス屋からそのようなアドバイスは受けていない.
悪意をもった「いたずら」ということは考えられるし,今回は自動的に復旧しているところからも誰かが「作為的に止めて」それを「自発的に復旧させた」と考えるのがどうみても一番素直なシナリオだ.となると「犯人は誰か?」という話になる.ここではあまり深く追求せずこれに関係しそうないくつかの事実だけを(後のための記録として)列挙しておくことにしよう.

■FACT1:私の部屋は2階にあるが,湯沸かし器は1階の外壁に取り付けられている.道路から通路を通って真正面に階下の住人の部屋のドア.その左手の壁にガス栓と湯沸かし器.
■FACT2:私が浴室や流しでお湯を使っていると階下の住人が「ドンドン」と激しく壁を叩く音が聞こえることがある.つまり,「うるせー,止めろ!」というメッセージである.
■FACT3:入居当初は寒かったこともあり,月額1万円を越すくらいガスを使っていたが,FACT2もあり,最近は必要最小限しか使っていない.夜間の入浴はほとんど抑制している.
■FACT4:ガスが止まった前夜には夜間入浴してかなりの時間お湯を出した.
■FACT5:ガスが止まった日の翌朝未明のおよそ4:30頃,タバコを買いに出ようとしたところ門前に車が止まり誰かが降りてきて「お休み!」などの声が聞こえた(朝帰りだ).下に降りて見ると階下の住人(予想外に若い)がドアを開けて入るところだったので,初対面の挨拶をした.彼は早速「歩く音がうるさいんだけど」などのクレームを告げた.「スリッパ履いてるんでしょ」と言うので,「ええ,まぁ,履いてますけど(何か?)」とだけ返しておいた.
■FACT6:見ると隣のアパートの前のゴミの集積所に常置してある空き缶用の大型の容器が倒れて路上に空き缶が散乱していたので,容器を建て直し缶を拾い集めて辺りを片付けた.空き缶は車に轢かれてペッシャンコになったりしたのがかなり遠くまで散らばっていた.
空き缶用の容器が倒されたのは夜中の12時頃と思われる.路上で何か大声で騒ぐ声がした後,ドカーンという物を壊すような大きな音がした.私は窓から顔を出してしばらく様子を見守ったが納まったようなので,机に戻った.明け方まで起きているのは普通だが,明け方に外出するというのは滅多にない.(タバコが切れているとき,5時に自販機が使えるようになるのを待って出ることはあるが,この日は食品の補充を兼ねて駅前のコンビニまで行った).
これらのFACTがどのような相関にあるのか,ないのかは今のところまったく分からない.空き缶用の容器が倒されたときに大声でわめき散らす声を聞いているのは確かなので,車の事故などでないことははっきりしている.気になるのは今日昼間150メートルほど離れた自販機まで冷たい飲物を買いに出たとき気付いたのだが,路上に点々と血痕が残っていたことである.かなり大きめ(直径5センチほど)の血痕が数メートル置きに何箇所か残っていた.隣室のお嬢さんたちに聞けば何か情報を得られるかもしれないが,まだ一度も話をしたことはない…
このエントリは楽しい話だけでまとめるつもりだったのだが,変な方向にずれてしまった.まぁ私はあまりナーバスにはなっていないので,お気遣いなきよう.(私以前にこの血痕を目撃した人は沢山いると思われるので,あえて私からはこの件で特に通報は行わない.事件性があるのかないのかは分からないが―無いということも考えられないが,目撃した事実をここに記載するだけで一市民としての私のミニマムな義務を果たしたことにしておこう.)
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